決めていること

ソウサンとそういう付き合いになって2年半くらい経った頃だろうか。

ナナサンは決めていることがある。

もし、ソウサンが他の女の子と懇ろになったら、の話。

その時は、潔く去ろうと決めている。自分の性格上、取り返そうと思えない気がするのだ。

っていうのはまぁ理由の一つに過ぎなくて、本当の理由は

ソウサンがそれだけいろいろなリスクを冒してまで懇ろになった時は、それは本気だからだ。

 

ソウサンは根底はナナサンによく似ていて一人の世界が好き。その他は似てないけど変なところは几帳面、争いを避けるなどなど。妙に見た目の好みもうるさい。正直そんなにこだわるもんなのか?と首を傾げた数年前。

そんなソウサンが、新しく女の子と関係を構築するにあたって生じてくる様々なリスクとデメリットを乗り越えてまで懇ろになっているんだから、それはもう本気でしかないだろう。

その時点でソウサンにおける異性の一番はナナサンではない。その上もうソウサンがこちらに戻ってくることはないと確信しているから、上記を心に決めている。

彼の偏屈変人ぶりについていって懇ろになれる女の子を見てみたいし、何ならLINE交換したいくらいだ。私とデートしようよって。

 

怒るのか、と言われると分からない。別に本人の自由だし。

ただ、自分より相手に時間とお金をかけていたら、そのことは不愉快に思うし非難するかもしれない。そしてその先は、もうしないでね、ではなくて、さようなら、だ。議論の余地はない。

 

昔ある人に、キミは自己中心的すぎる、と非難されたことがある。いろいろな言葉と論拠とともに。そこに嘘はないし、本人の拡大解釈もあるのかもしれないがかなり的確だと思っている。(だが、そのことが私に様々な言葉をぶつけたことへの免罪符になるとは言っていない)

ナナサンは自己中心的である。その良し悪しはひとまず措くとして、パーソナリティの一様態としてこの言葉を使う。

自己中心的だから、きっと付き合っている間は自分がソウサンの「異性のお付き合い」カテゴリの中で1番の扱いを受けていないと気が済まないのだろう。

自分が彼女という立場でありながら、知らぬ間に2番手になっていることは許せないのだろう。2番手になっている位ならさっさとお暇した方がみんな幸せだろう、そう思ってしまうのだ。

おまけに、穏便に、とは言っていない、残念ながら。どういう行動をとるかは自分でもその時になってみないと分からないが。

 

こんな不穏なことを考えていると知って、ソウサンはどういう顔をするのだろうか。

 

重要だから言っておくが、別にソウサンに浮気疑惑が浮上したとかナナサンが疑っているとかそういう話ではないのであしからず。

ふと、こんなこと思ってんだよね、と書いてみたくなっただけ。

ソウサンはいいヤツです。