変わんないね

久しぶりに、少々スピッツさんの歌詞のお話。

 

今日は、ローテク・ロマンティカ。

 

これ、何なんでしょう。ナナサンは、人間の恋愛だと思っています。

ローテク、の反対はハイテク。これは相対的です。ハイテクなものよりさらにハイテクなものが登場したら、それはローテクになる。

今、世の中はどんどん加速的にテクノロジーが進化していっています。ペッ◯ーくんとか自分で学習するんでしょ?ナナサンより賢い、絶対。

それでも、人間は言葉を交わして仲を深めて、恋愛していく。別にスマホ振ったりしてカップルになるわけじゃない。

そこはずーっと、ローテクなまんまなんです。

人間が言葉や文字を使い始めた時に、愛を語らうのはそりゃハイカラで、デートの約束を文字で取り付けるのはそりゃハイテクだっただろう。そんな時代から変わらないのだ。びっくり。

どんなに恋が上手くいかなくても、上々の首尾だったとしても、心臓というエンジンは絶え間なく動き続ける。アイドリングモードとかそんなハイテク存在しない。ひたすらふかすだけのローテク仕様。

 

ナナサン、ここの歌詞が一番好きです。

本当は犬なのに サムライのつもり

地平を彩るのは ラブホのきらめき

 

理想と現実は違うね。地平を彩る、ってきたら、華やかな夜景や何かきれいな景色かな、って思うんだけど、ラブホ。あえてのラブホ。

あの、ごてごてして、まぶしいけど下品で、けばけばしく現実離れした装飾とネオン。現実がそこにあるんだよね。でも、きらめきって言葉。

何て言うのかな、ちょっとユーモラス。

「恋は首尾よく行ってないし、カノジョ作ってラブホに行く、そんなことが出来たらなー、けど現実そんな上手くいかなくて、近所の地平はカノジョを連れていける美しい夜景じゃなくて、ごみごみラブホ建ってるけどさ、いやーでもうらやましいよ、ラブホ。」

っていう、欲望が隠しきれずに出ちゃったのかな?という感じ。

「ホンネ出てるよ!しまってしまって!」っていう感じ。

平凡な世界に生きる人間のリアルを見たような、そんな親近感というかほほえましさというか。

 

でも、ラブホでオンナノコと寝ている間は気持ちが大きくなって、なんかこう万能感があるっていう描写なのかな。だから地平を彩るのはラブホのきらめき、なのかな。

でも華やかな夜景じゃないけど、ラブホなうです、ラブホだけどね、っていうことなのかしら。そこに可笑しみを見出してるのかしら。

 

でも写実的に描写しないから、生々しさはなくて、ユーモアとして聴いていられる心地いい距離感。

 

でも、足で触りあってるんだよな…。なんていうか、グレーな関係の女の子と寝ているってことなのかな。

俺だけに笑って、とか言ってるし。

なかなかに難しい。言葉にセーブ掛けなければどんどん話が広がるんだけど、それに比例してどんどん話がしもい方向に行ってしまうので、この辺で止めておきます。

このブログは全年齢対象だからね!(何の自信だ)

ここで言いたいのは、ローテクなのは人間の恋愛にまつわる諸々ってことと、

ラブホのきらめきっていう部分、いい言葉のチョイスだよね、っていうこと。

 

それでは。