ダチョウの速度

ダチョウ以外はダチョウが走る感覚を理解することは出来ない。
そしてダチョウ自身、なぜ自分が速いのか理解していない。
おそらく自分達が速いなどとは思っていないのである。

ナナサンは、よく吐く。
ストレス溜まると気持ち悪くなる。
体に合わない食べ物が多い。
三半規管も人より弱い。
だから、日常なのだ。それをなぜとか考えたこともないし、普通の動作だと思っている。

もちろん、あまり吐かないよ、という人もいる。
人間全て花粉症ではないように。
吐かない人はこの日常の感覚が分からないし、吐くとショックらしい。
同意を求められても、いまいち共感出来なかった。
吐くことってショックなんだ、と逆にびっくりした。
それこそショックだった。好きで吐いてるわけじゃないし、こんなの日常にならない方がいいに決まってるし、うらやましかったのかもしれない。

今こうして記事を書いていると、その人が今後吐くことにあまり遭遇しませんように、と祈るのだが、その時は、「お、おー……」と上手く受け止められなかったのだ。
それを非難するつもりは全くない。
ナナサンも、同じように理解できないことたくさんあるわけだし。
気にしてないのである。新鮮さすら感じた。

ダチョウの速度と似てるな、と帰り道に思ったから更新。